つらいひとへ
だいたい自分を励ますために書きますが、もしどなたかのお役に立てば。
他人にどう頼っていいか分からない方へ。
とにかく近しい人に相談しましょう。
受け止めてもらえるか分からない?それも言ってみなければ分からない。受け止めてもらえなくったって、言語化するだけで少しは違うものです。
近しい人は、あなたが言ってくれるのを待っているかもしれない。近しい人といえども、どこまで突っ込んでいいのか分からないこともあるでしょう。
だから、できれば近しい人に相談しましょう。
でも、どうしても他人に相談するのが躊躇われるなら文章を書いてみるといい。先に述べたように、言語化するだけで少しは違うものだから。書くだけでも落ち着くかもしれない。
困っているかもしれない他人にどうしたらいいか分からない方へ。
とにかく声をかけてみましょう。
お節介だと言われるかもしれない?取り返しがつかなくなったとき、何かできたかもしれないと後悔するのとどちらがいいでしょう。
声をかけたところで何もできないかもしれない?向こうが話してくれればそれを聞けます。聞くだけで違います。
だから、「おや、もしかして」と思ったらその人に声をかけてみましょう。別に初めから相談に乗ろうという姿勢でなくてもいいのです。挨拶を交わすだけでも意外とちょっと元気が出ることもあります。
助けてもらえないのも、助けになれないのも、どちらもつらいです。相談しても助けてもらえないかもしれないし、声をかけても助けになれないかもしれません。かえって後悔するかもしれません。
でも何もしないで深みに嵌っていくより、何もしないで無力感を味わうより、何かしたほうが後悔は少ないと思います。だから、どうか勇気を持って。
- 作者: 三部けい
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