雑記

雑な記録。略して雑記。

泣きっ面に蜂

本日は有給休暇を取り予防注射を受けに行きました。
しかし、待っていたのは「午前中しかやっていない」という現実。
事前に調べたものの何科が担当なのかさえ分からなかったので突撃したらこのザマです。
とはいえ、それだけならまだいい。受付の方に土曜日もやっているとお聞きしたのでリベンジできます。
だが、なぜ、どうして、このタイミングで雨が降る。しかも折悪しく別の鞄に折りたたみ傘を入れっぱなしにしていました。
それでもまだ傘を買えるところがあっただけ救いですが、500円ならまだしも1500円と言われて痺れ不可避。足元を見ているのではないかと邪推してしまいますが、値札に細工の痕跡はありません。
嗚呼、この雨は私の涙を天が代わりに流してくれていたのか。そんな妄想が頭を擡げます。
いや、この雨のせいで苦しんでいるのですが。



なんかこう、何もかもダメダメな時は伊勢田哲二先生の『哲学思考トレーニング』の一節を思い出します。

反証が目立たないためについ仮説を受け入れてしまう、というような失敗を避けるためにも反証可能性の考え方は役に立つ。よく、「俺のやることなすことうまくいかない」といって愚痴をこぼしている人がいるが、本当に何一つうまくいっていないのかというと、もちろんそんなことはない。たとえば毎日「会社に行く」という目的のもとに電車に乗り、実際に会社にたどりついているのは、会社に行くという目的の達成に成功しているわけであり、「やることなすことうまくいかない」という仮説の反証となる。ただ、そういうことがうまくいくのはあまりに当たり前なので、それがこの仮説の反証になっていることに気づかないだけである。

実際、有給休暇を取って午前中のんびりでき、靴を磨いたりお菓子を食べたり漫画を読んだり休みを満喫している側面もあるわけです。
そうした側面を無視して、ダメダメだと一概に纏めてしまうのは視野狭窄と言わざるをえません。



漫画を読んでいたらポジティブモンスター略してポジモンなんてのも出てきましたし、ちょびっとだけ前向きにいきたいものです。

哲学思考トレーニング (ちくま新書 (545))

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