雑記

雑な記録。略して雑記。

遺書

遺書を書いてみようと思ったことがある。
いや、自殺しようと思ったわけではない。むしろ自殺はすまいと決めた後だった。
しかし、人間死ぬときは死ぬものだ。不慮の事故で死んでしまうこともあれば、予期せぬ病で死んでしまうこともある。
そういうとき何か遺していればあるいは慰みになるかもしれないと思い、遺書を書いてみようと思った。


ところが、遺書を書き始めた途端に危ない目にあうことが増えた。自転車でも転んだ。
なんら関係はないかもしれないけれど、やはり死を意識した文章を書くと無意識に影響を与えるのかもしれない。予言の自己成就なんて言葉もある。
というわけで、遺書を書くのは止めた。


それに、大した量ではないけれど、私的な日記やらはてなやらでそこそこ文章は書いている。
そう考えたら、やはり遺書は必要ないかという気がしてきた。


まあ、ぼちぼち生きて、死んだらそのときだ。
そう思うことにした。