雑記

雑な記録。略して雑記。

世の中に寝るより楽はなかりけり

世間はそろそろ黄金週間ということで浮き足立っているそうですが、こちらは一足先に長期休暇に入っておりました。
その名もインフル長期休暇。


いやはや、まさかこのようなタイミングでインフルエンザにかかるとは驚きでした。
このようなタイミングとはどのようなタイミングかと申しますと、年度初めという繁忙期の月末、すなわち追い込みの時期ということであります。
当然私のような下っ端の下っ端も物思いに耽る時間も惜しんで仕事に邁進しておりました。
その結果がこのザマです。やはり仕事は身体に悪い。起きて働くのは浮世の馬鹿がすることです。賢人たる私は寝て過ごしたい。


しかし悲しい哉、私は同時に真面目でもありましたので、「熱が下がったら出勤してよし」という医師の指示(※)を愚直に守っておりました。
ところがどっこい、ドクターはストップせずとも世間の目は許してくれません。普段は殆ど話さないような上司の方から出勤停止を申し渡されました。
こうして私は早くもn連休へと突入したわけであります。

(※)初めに聞いたとき耳を疑い、思わず「本当に熱が下がったら出勤してもよろしいのでしょうか」と聞き返してしまったのですが、御年配の医師は「熱が下がったら出勤してよし」と断じたのでした。その後ネットで調べたところ厚生労働省のQ&A(Q17)によれば「一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3〜7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。そのためにウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります」とのことでした。3日と考えれば間違いとまでは言い切れませんが、その後の「参考までに、現在、学校保健安全法(昭和33年法律第56号)では『発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで』をインフルエンザによる出席停止期間としています」のくだりを見ると、やはり1週間程度休むのが普通のように思われます。インフルエンザのA型なのかB型なのかも看護師さんと意見が分かれていましたし、ひょっとしてヤb(ry


さて、休み始めてみますと、当然外出もできないわけですから睡眠時間の増加がとどまることを知らないわけですが、すると精神的に非常に安定してきました。
引きこもっているからふさぎ込むのだろうかと思いきや、心配してくださった友人が電話してくださったこともあり、むしろ普段より良い気分で過ごせました。
眠い時に眠れるし、ネットスーパー様のおかげで食料には不自由しないし、本は紙も電子も積みまくっているから全く不足しないし、あれ、もしかしてこれって考えうる限り最高の生活では。


そんなイケナイ気付きを得た一方で、月曜からはデスマーチが待っているという不都合な真実があります。
どちらからも目を逸らしたい。
果たして私は明日を耐えうるのでしょうか。穏やかに眠れる気がしません。

失踪日記

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