雑記

雑な記録。略して雑記。

坂戸佐兵衛(原作)旅井とり(作画)『めしばな刑事タチバナ』28、柏木ハルコ『健康で文化的な最低限度の生活』6、島本和彦『アオイホノオ』1

ぶらぶら歩き回っていたら疲れたので一先ず記録だけ残しておきます。

(さすがにこのまま放置は寂しいので追記)

 『めしばな刑事タチバナ』を読んでいると長期連載と如何に付き合うべきか考えさせられます。手を変え品を変え身近な食について蘊蓄を披露してくれるものの、「世界を支配している魔王を倒す」とか「隠された秘宝を手に入れる」とか分かりやすい大目標がないので時折「何をしているのだろう」という気持ちになります。しかしよく考えたら人生も同じような毎日の繰り返しです。自分が何もしなければ手を変え品を変えてくれることもありません。となると、『めしばな刑事タチバナ』という長期連載を楽しめないということは人生という長期連載を楽しめないということになるのではないか。いずれにしても材料は用意されているのだから自分で料理する姿勢を示さなければならないのではないか。そんなことを考えてしまうくらいには集中できていません。

 

失踪日記』や『アル中病棟』をたまに読み返してしまう身としては染みるものがあります。迷惑をかけているという自覚があるだけに他人に頼れず、自暴自棄になった末に更に他人に迷惑をかけてしまうという悪循環は身に覚えがありすぎてつらいです。

アルコール依存症は否認の病」というフレーズが出てきますが、アルコールに限らず何かに依存している人には当てはまるのではないかと思わずにはいられません。

「自分は何かに依存しているわけではなく、仮に依存しているとしても、そのこと以外に何ら問題はない」

こう言語化すると「んなわけねーべ」と思ってしまいますが、言葉で分かっていても行動がついてこないことが多々あります。なかなか自覚するのは難しいものです。だから他人の目が必要なのでしょう。友達が欲しいですね(遠い目)

 

アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)

アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)

 

この漫画を読んで笑い飛ばせるか笑いながらもどこか自分に通ずるものを感じてしまうかでその方の調子が分かるような気がします。私は当然後者です。

そうはいっても焔燃は腹筋をつけただけ立派です。以上です。