雑記

雑な記録。略して雑記。

何もしない

しなければいけないことが山積みになっていると、とにかく「あれもしなければいけない、これもしなければいけない」と義務感に急き立てられることがあります。この書類に判子を押して、その書類に記載をして、あの書類をコピーして、Aさんにメールして、Bさんに申し伝えして、Cさんに許可を貰って、甲社に電話して、乙社にFAXして、丙社に郵送して。一つ一つは大した手間ではありませんが、積み重なると常にしなければいけないことがあるような気持ちになります。


仕事はともかくとして、この気持ちを家まで引きずると厄介です。世間についていくために新聞に目を通さなければいけないとか、会話の輪に入るためにテレビを観なければいけないとか、バカにされないためにこれくらいの本は読まないといけないとか。洗濯をしなければいけないとか、掃除をしなければいけないとか、ゴミを出さなければならないとか。


確かに、しておくとよいことではあるかもしれません。新聞、テレビ、本から情報を得ることで役に立つこともあるでしょう。洗濯、掃除、ゴミ出しをすることで住環境は快適になるでしょう。しかし、その程度です。


むしろ、一度全部止めてみるといいのかもしれません。ひたすらぼーっとして、飽きたら散歩して、疲れたら寝る。他人のためにも自分のためにも何もしない。意外と何とかなるかもしれません。何ともならないかもしれません。


でも、なんかそういうのもいいなとふと思いました。それだけです。ちなみに、私は新聞も購読していなければテレビも持っていません。生きることだけ目標にしていれば割と何とかなります。いつか困ったらまた導入を検討しようと思います。