雑記

雑な記録。略して雑記。

はじめてのCD

僕はあまり音楽を聴かない。


騒がしいより静かなほうが好きであるということも一因だけれど、幼い頃から自分でCDを一度も買ったことがなかったというのも大きな原因だと思う。
幼少期は母が家や車の中で音楽をかけてくれ、やがて成長するとYouTubeなどで音楽を無料で聴けた。それで満足だった。
だから音楽に身銭を切ることがなかった。


最近は以前よりさらに聴かなくなった。一人暮らしが始まったからである。
なんとなく雰囲気を変えたいときにAmazonMusicや以前iPhoneに入れた曲を流すことはあれど、耳を傾けることはほとんどなかった。


しかし、この前一人旅をし、友人を尋ねると、存外音楽の話で盛り上がった。
その時たまたま話題にのぼったのがスピッツの「みなと」である。
スピッツは幼い頃母がかけていたCDの曲しか知らなかったが、友人曰く「みなと」は新しい曲だという。
自分が幼い頃活動していたグループが今もなお変わらず創作を続けているということに感心したこともあり、先日、僕は初めてCDを買う意図でお店に足を踏み入れた。


そこで出会ったのが「醒めない」というアルバムである。
醒めない阿呆たる僕にぴったりと言えよう。
実はその後レジに向かってからiPhoneに入れて聴けるようになるまで紆余曲折あるのだけれど、そちらはまた後日語ることとしたい。

醒めない(初回限定盤)(DVD付)

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