感想戦
先日はあっさりと済ませてしまったが、どうにもモヤモヤするので、もう少し負け戦についてグチグチと述べてみたい。
教材と勉強法を振り返り、次回に向けて反省する。
【教材】
ナンバーワン社労士 必修テキスト 2016年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)
- 作者: TAC社会保険労務士講座,河野八海山,如月時子,関根愛可,小野寺雅也,伊藤修登,金子絵里,織井妙子,川島隆良,南保幸恵,大原寛,滝澤ななみ
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2015/10/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ナンバーワン社労士 必修問題集 2016年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)
- 作者: TAC社会保険労務士講座,河野八海山,如月時子,関根愛可,小野寺雅也,伊藤修登,金子絵里,小泉悟,川島隆良,南保幸恵,大原寛
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2015/10/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ナンバーワン社労士 必修横断整理 2016年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)
- 作者: TAC社会保険労務士講座,仲尾将一,跡部大輔,伊藤浩子
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2015/12/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ナンバーワン社労士 法改正・白書・統計 完全無欠の直前対策 2016年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)
- 作者: TAC社会保険労務士講座,河野海山,大原寛,如月時子
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2016/06/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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教材はTACのものを使っていた。これといった理由はない。あるいは父親が(社労士ではない)資格の勉強をしていた際にTACの教材を使っていたことが潜在的な影響を及ぼしていたのかもしれないが、選ぶときに考えたことといえば、「それなりに大きなところのちゃんとした教材なら何でもいいだろう」だった。
実際、正誤や法改正にHPで対応しており、必要な事項は網羅していたと思うので、しっかりマスターしていれば合格点を取り得たはずだ。不正解だった問題もどこかで見たことはあるというものが殆どだった。ただ、一般常識のところで初見の問題が出たけれど、一般常識対策の教材はコスパが良くないと思って買わなかったため何とも言えない。
【勉強法】
最初は必修問題集をただ解いていたが、途中でテキストも読まないと問題集の解説だけでは全貌が見えないところが多すぎるということに気づき、慌てて一通り目を通した。この時点で試験1〜2週間前だったので、今になって冷静に考えれば落ちるのも宜なるかなと言うほかない。直前対策は意地で一周したものの、横断整理は拾い読みしかできなかった。一般常識対策として白書や統計も目を通したいところだったが当然そんな時間はなかった。
【反省】
教材にも勉強法にも根本的な欠陥はなかったと思うので、敗因は––身も蓋もない言い方をすれば––「時間不足」ということになる。
人付き合いも残業もそんなにないので世間一般の社会人に比べれば勉強時間はかなり取れるほうだっただろうが、それにしても4月5月から本腰を入れたのは遅すぎた。どこかで「選択肢だから何とかなるだろう」という甘えがあった。昔はペーパーテストが得意だったということもある。しかし選択肢とはいえ細かい知識が問われ、これまで経験してきたペーパーテストとは範囲が全く異なるのだから遺産を活かしようもない。この度の戦は負けるべくして負けたと言えよう。
試験直後はリベンジを申し込むか迷っていたけれど、こうして書いてみたら段々と悔しさが募ってきた。このままでは終われない。また異動して忙しくなる前に資格を取ってしまうほうが合理的というのもある。
次回に向けて具体的な対策としては、
・遅くとも年が明けたら本格的に勉強を開始する。
・労働関係科目は一般常識を除けば今回も及第点ではあった。が、細かいところとなるとまだ怪しい箇所が多々あるので、テキストを精読する。
・社会保険関係科目は馴染みが薄いため、今回は悲惨だった。そもそも問題集も仕上げられていなかったので、次回は早めに問題集を何周かしておきたい。
・一般常識のために白書と統計に目を通しておく。コスパは良くないが一般常識の問題集を買ってもいいかもしれない。一般常識だから試験以外でも活かせる可能性はあると自分に言い聞かせれば……
といったところか。教材代、受験料、交通費と考えるとバカにならないお金が飛び、何よりも時間を吸われるので、再戦は必勝を期したい。
ここまで言っても私はどうしようもない阿呆であり底抜けの楽天家なので油断することが考えられる。今までそのせいで幾度後悔したか知れない。今回も様々な形で周囲に受験を吹聴することで己を追い詰めたが、それでもこれ以上ないほど努力できたかと問われると疑問が残る。そろそろ自己嫌悪が耐えがたくなりそうで怖い。だから次回は結果を残す。きっといくら勉強しても結果がついてこない限り全力を尽くしたと思えることはないだろうから。些か悲壮感が漂ってしまったけれども、私にはこれくらいでちょうどいいのだと思う。