雑記

雑な記録。略して雑記。

画面とにらめっこ

今日はニコニコ動画を観ているだけで一日が終わるという、それはそれは哀しい日であった。
しかし、前々からのんびりと読んでいた新書をようやく読み終ったので、それでチャラとする。

日本語と外国語 (岩波新書)

日本語と外国語 (岩波新書)

昔々、言語に関心を持っていた時に買った。が、今まで読んでいなかった。
しかし、今井むつみさんの著書で屡言及されるのを見て、そういえば買っていたことを思い出して読んだ。
第1刷発行が1990年と、今年が2013年なので20年以上昔になるが、論じていることは今にも通ずるものがある。
第一章・第二章では主に色を取り上げて日本語と外国語の違いを語る。
第三章では英語の勉強と英国の理解が相関していないことを述べる。
第四章・第五章では漢字の知られざる役割について論じる。
どれも20年以上前に書かれたものとは思えぬほど新鮮で、読んでいて飽きなかった。
一々自分の著書を紹介したり「私がよく〜と言っているのはこういうわけだったのだ」みたいな表現が随所に見られるのはアレだったが、まあご愛敬ということで。笑えるしね。