雑記

雑な記録。略して雑記。

新書

新書をちまちま読んでいた。

科学哲学講義 (ちくま新書)

科学哲学講義 (ちくま新書)

科学哲学の入門書である。記述は平易で、一般の方が科学哲学がどういうものかを知るのにはいいだろう。しかしこれから科学哲学をちゃんと学びたいという人は、他の教科書も参照した方がいいかもしれない。
同じ著者の『理系人に役立つ科学哲学』『量子力学の哲学』は買ったのだが、ぱらぱら捲っただけでちゃんと読んでいないので、この勢いで読めればと思う。

ことばと文化 (岩波新書)

ことばと文化 (岩波新書)

TKOシリーズ第二弾。相変わらず自著推しが強いが、しかししっかりと注釈を付けているのは素晴らしい。ことばと文化のつながりというとすぐにサピア-ウォーフ仮説を連想してしまうが、本書ではそれについて深く掘り下げられてはいなかった。だらだら読んだせいで最初のほうの内容を思い出せないので、明日にでもパラパラと全体を読みなおしたい。