どう指しても1局
ルールにない手は指せないけれど、どう指しても1局にはなります。
劣勢を悟った時点で投了しても1局。
頭金まで指し続けても1局。
詰みがありそうな局面で必死をかけても1局。
安全勝ちが見込めるのに詰ましにいっても1局。
状況(団体戦か個人戦か、プロかアマか、大一番か練習将棋か)、向き不向き(居飛車が得意か振り飛車が得意か、攻めが得意か受けが得意か、序盤の構想を描くのが得意か中盤のねじり合いが得意か終盤の一手争いが得意か)、美学(己が負けと思った時点で投了すべき、詰みまで指すべき、詰みがある局面では詰ますべき、勝ちを全てに優先すべき)といった様々な要因で指し手は変わります。
でもどう指しても1局には変わりません。