わくわく
明日世界が滅びるという。半信半疑なので、レポートは出したが就活はサボってみた。ただ単に就活がサボりたかっただけなんてことは断じてない。さて、果たして、どうなるのか。
- 作者: トーベ・ヤンソン,山室静,冨原眞弓
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/07/15
- メディア: 文庫
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コミュ力がフリーザ様の戦闘力並にある先輩からお薦めされて、ムーミンを読み始めた。
しかし、読み始める順番を間違えてしまったのか、登場人物の紹介も何もなく物語が始まっている。
そして暗い気持ちでいるせいか、ネガティヴフレーズばかり目につく。
たとえば、33ページにこんな記述があった。
「赤んぼの弟なんて、いないほうがいい。あいつらは、大きくなってから生まれてくるか、でなけりゃ、まるっきり生まれないことだ。あいつらは、ぜんぜん戦いというものを知っちゃいない。戦いというものがわかるまで、箱の中にでもいれておくべきなんだ」
これを見たとき、意識に残ったフレーズは「いないほうがいい」「まるっきり生まれないことだ」「箱の中にでもいれておくべきなんだ」。まるで自分に言われているようで、心がじりじりと削られていく。辛い。
辛いといっていても何も始まらないので、すこしムーミンに戦いを挑もう。まだ40ページも読んでいないのだ(つまりさっきの引用は読んだばかりのところだったのだ)が、用語でいくつか分からないところがあったので、メモがてら記しておく。
はい虫…挿絵を見てイメージはつかめたが、いったいどういうやつなのだろう。
ヘムル…あるヘムルなんかは、食事のたびごとに服をきかえる、とあった。それはすごい。でもどんなやつかは不明。
クニュッテ…スナフキンを見た、と書いてあった。固有名詞かな。
チェーリオ…挨拶?
ホムサ…種族の名前っぽいが、いったいどういう種族なのだろう。
ところどころ、躓く。やはり最初から読んだ方がいいな。しかしお金がないから散財は控えたい。しかししかし、いまちょうど文庫セールをやっているのである。ジレンマ。