雑記

雑な記録。略して雑記。

一人でいてつらいときどうするか

何度か申し上げたかもしれないが、僕は平日仕事をしている時以外ほとんど一人で過ごしている。
友達が訪ねてきたり、あるいは僕が地元に帰ったりすることもあるけれど、それも1ヶ月に1回くらいだろう。しかもそんな時くらいは楽しく過ごそうと尽力するため、つらくなることはまずない。あるいはつらくても他人にそれを打ち明けることはない。
そうすると、つらいとき僕はだいたい一人でそれと向き合うことになる。
無論、今は便利な世の中なので、電話やLINEで遠く離れた相手に相談するという手もある。
しかし、僕の友人は多忙な方が多い。相談できるほど親しい方で自分より暇な方はいないといっても過言ではないだろう。
家族はどうかと言われるかもしれないが、僕の場合は諸事情により選択肢にない。
すると畢竟、つらくとも一人で折り合いをつけることになる。
今回は今後の自分の参考にもなるように、つらいときどうするか、そこそこ有効と思われる方法をてきとーに並べてみた。


①寝る・目を閉じる

時間があるときは寝るのが一番である。肉体的な疲労にも精神的な疲労にも効果覿面である。
時間がなければ目を閉じるだけでもいい。目を開けているだけでも雑多な情報が目に入ってきて疲れることもある。
ただ、色々と考えすぎてしまうときは眠れないこともあるので、そういうときは②以降の注意を他に逸らすことをしたほうがいい。


②深呼吸する

①と組み合わせて目を閉じて深呼吸をするのがいいだろう。ラジオ体操のように動作付きで深呼吸すれば余計なことも考えなくて済む。


③書く・写す

つらいながらも考える元気があれば自由に書く。パソコンでぽちぽち書くのもいいが、手でゆっくり丁寧に書くのも焦燥感に駆られているときは有効である。
つらくて何も思いつかないときは何でもいいので好きな文句を書き写す。歌でも小説でも定理でも何でもいい。何も思いつかないくらいつらいときはパソコンより手書きのほうが調子を取り戻しやすい。僕は描けないが絵心がある方なら模写もいいだろう。


④音読する・カラオケに行く

声を出すとストレス発散になる。しかし一人でいると声を出すことがないので、たまには音読したりカラオケに行ったり喉を使うべし。風呂場で歌うのも僕は好きだ。ただ近所迷惑には気をつけよう。


⑤料理する

僕はいつも肉野菜炒め程度の料理しかしないのだけれど、たまにカレーとかお好み焼きとか名前のついた料理をすると気が紛れる。ついでに名前のついた料理はそれなりに栄養価も高いケースが大半なので、身体にも良い。


⑥歩く

天気の良い日に外を歩くだけでも気が晴れることがある。モヤモヤしているときは走ればなお良いだろうが、僕はあいにく走れる靴を持っていない。
ただつらいときは天気にも恵まれないことが多いのが難点である。


⑦筋トレする

スロトレもどき(たんにゆっくり腕立てや腹筋をするだけ)でも意外と筋肉の動きが感じられる。歩いたり走ったりと違って家でもできるのが嬉しい。ついでに継続すれば成果が目に見える。ただやりすぎると翌日以降身体が痛かったり重かったりすることもあるので注意されたい。


ここまでは一言でまとめれば「あんまり頭を使わずに身体を使う(ただし寝られるときは寝る)」ということになる。つらいときに脳みそを働かせようと思ってもうまくいかないことが大半なので、まずは身体を動かしてみよう。
次からは心がけのようなものである。


⑧良いことを探す
つらいときは物事を悪いほうに解釈しがちである。レジの店員さんが冷たかったとかガキがうるさかったとか買った漫画がつまらなかったとか。だいたい八つ当たりである。
思っているだけなら実害もなく、脳内で相手をやりこめれば少しはすっきりするかもしれないが、それよりは良いことを探そう。夕焼けが綺麗だとか洗剤をセールで安く買えたとかお茶がうまいとかお布団でごろごろすると気持ちいいとか。数日前の繰り返しになってしまうけれど、小さな幸せは意外と転がっているものだ。


⑨自分を褒める

つらいときは自己嫌悪に苛まれがちなので、些細なことで自分を褒めちぎるのが大事である。たとえば僕がカレーを作ったなら「野菜を切るのすら面倒でキャベツを手でちぎっていた男が、人参を包丁でちゃんと切り、目から涙を流しながらも玉葱を刻み、それと牛肉を炒め、さらには煮込むなどという難事業を最後までやり遂げた。これは世紀の偉業といっても過言ではない」といったように。多少大袈裟のほうが笑える。笑えたらこちらのものである。


要するに「意識して前向きになろう」ということだ。つらいときは自分も他人も責めてしまいがちだけれど、責めても何も生まれない。反省や批判となれば生産的だろうが、つらいときは悪態をつくだけになってしまうことがしばしばである。となれば強引でもこじつけでもポジティブに行く方がまだいいでしょう。


ごちゃごちゃ書いたけれど、もし相談できる相手がいるならそれがベストだとは思う。特にこれといった原因のないつらさも話しているうちに解消されることが多いし、何かしら問題がある場合も、解決に結びつくことまではあまりないまでも、たいてい問題が整理されたり今後の方針が決まったりする。
だがそれができれば苦労しない。この記事を書いたのはつまりそういうことである。