雑記

雑な記録。略して雑記。

断食二日目

断食と申しましても朝昼ご飯をほぼ抜きにしているだけなので、果たして胸を張って「断食している」と言えるかは疑問ですが、それはさておき。


飯を断って分かったのは、食欲が満たされないと食べ物のことばかり考えるということであります。いちおう夜は食べると決めていたので、ひたすら夜が待ち遠しくなります。行動としては、時計を30分に1度は見るようになります。また、エネルギーが供給されないので激しい運動やら緻密な思考やらは無理ですが、散歩したり漫画を読んだり将棋ウォーズで遊んだりして一心に時間を経過させようとします。


そうして漸くたどり着いた夕飯は美味しい、かと思いきや、最初の一口以外は普通です。ただ、最初の一口のワクワク感は凄まじいです。何と言ってもn時間ぶりの食事です。耐えに耐えた空腹を解消できると思うと天にも昇る心地です。


しかし、最初の一口を限界まで咀嚼し存分に味わって飲み下すと、それ以降は打ち上げ花火が散ってしまったかのように普通です。平坦です。もしかしたら胃の消化能力が衰えているかもしれないとビビって噛む回数を増やすことを意識するくらいで、あとは淡々と食べています。


そして食後は「空腹に振り回された一日だった」と反省することになります。それが現在です。しかしながら余計なことを考えずにいられたという意味では悪くなかったかもしれません。やはり土日とも一人でいると何かとごちゃごちゃ考えるものですから。


何も考えたくない日は断食という選択肢もあるということを学びました。