雑記

雑な記録。略して雑記。

断食

自炊の話をした直後の記事が「断食」とはこれ如何にと思われる向きもあるやもしれませんが、こちらには浅い事情があります。


というのも、巷で紹介されているレシピというものは大半が2人前以上です。そちらに対して当方は紛う方なき独りであります。咳をしようと天井をじっと眺めようと独りです。一緒に食べてくれる人はいません。
するとどうなりましょうか。


保存するか、どか食いするか、どちらかになりましょう。時に前者、時に後者を選択してきましたが、食べ物には賞味期限とか消費期限とかいうものがありまして、その結果どうしても私の胃のキャパシティをオーバーする日々が増えてきました。


胃に負担がかかると各所に不調をきたします。それでいて不思議なことに、食欲は一向に衰えません。そして欲望の赴くままに食べ散らかしたところ、アトピーの悪化により私の右手が崩壊してしまいましたので、「こりゃイカン」となったわけであります。


幸い指先だけはそこまで朽ち果てていないのでタイピングは問題なくできるのですが、物を持つにも不便であり、何より買い物のときにレジの方にドン引きされていたのが地味にショックだったので、元通りの右手を取り戻すべく手段を尽くすことにしました。
その第一歩が断食であります。といっても完全に何も食べないと死にますので、最低限の栄養は摂取します。


あとはなるべく水仕事をしないとか睡眠時間を確保するとか。なぜか左手は無事ですので左利きになるという選択も一瞬脳裏を過ぎりましたが、自分、不器用ですけん。というか、右利きだから何かと使う右手が荒れているのであって、左利きになっても左手が荒れるだけだと思います。


というわけで、右手を修復するべく一週間ほどは慎ましい生活を送ります。