雑記

雑な記録。略して雑記。

困ったらご飯のことを考えよう

私は自炊には2つの目的があると思っていました。


① 食費を浮かすため
 「一人暮らしなら米さえ炊けば惣菜でも自炊でも出費に大差ない」という言説をたまに耳にしますが、スーパーの半額タイムを正確に押さえてでもいない限り、やはり惣菜よりは自炊のほうが安いように感じます。

② 健康のため
 最近は野菜も充実していますが、惣菜ですとメインのおかずと野菜が分かれていることが大半です。2品買うと出費も大きく、また片付けもちょっとだけ面倒になります。その点、自炊なら1品でおかずと野菜を兼ねることが可能です。


とは言ってもこの2つの目的のためだけであれば、上手にやりくりすれば惣菜でも代用可能であるように思います。


しかし、自炊にはもう少しメリットがあることに気づいてきました。以下の2つです。


① 辛い時に何を作るか考えることで現実逃避できる
 「食べることは生きること」という言葉もありますとおり、食べることを考えていると多少は生きる意欲が湧いてきます。過去への後悔や未来への不安に襲われてグロッキーになっていても「夕飯は何を作ろうか」とクックパッドを検索したり飯漫画を読んだりしている間はゴチャゴチャ考えずに済みます。

② 生産的なことをしている気分になれる
 出来はともかく自炊によって料理が生まれます。あまり形あるものを生み出す経験は日常ではしませんので、ちょっとだけ達成感があります。


書いているうちに他にも「洗い物をしている間、無心になれる」とか「辻褄を合わせる能力が身につく」とかそういうことも自炊のメリットとして浮かんできました。
自炊、意外といいものです。