いま読んでいる本、最近読んだ本
引きこもる時間が長いのは今に始まった話ではありませんが、数少ない友人と会ったり帰省したりする予定もなくなってしまったので、読書くらいしかすることがありません。
しかし積本の在庫は潤沢にありますが、ただ読んでいるだけだと段々と飽きてきたり自分が何を読んでいるか分からなくなったりします。しかも忘却力の上昇が止まることを知らないので、何を読んだかもどんどん忘れていきます。
そのため、たまにはいま何を読んでいるのか、せめて最近だけでも何を読んだのかまとめるのも大事なのかもしれないと思いました。
いま読んでいる本
本当は一冊ずつしっかり読みたいのですが、集中力が皆無ですぐ放り出してしまうので、それならまだ数冊並行して読んだほうが時間あたりの得られる情報量が多いのではないかと信じて併読しています。ただそうすると気づかないうちに放置して積読になっていたり前まで読んでいた内容を忘れたりするので、結局どうするのがいいのかはよく分かりません。
とりあえずここでは10冊挙げましたが、ほかにもチラッと見て放置している本とかある程度読み進めたものの最近ご無沙汰している本とかもあるので、まあなんというか読書というのはままなりません。
『在野研究ビギナーズ』刊行記念ブックフェア関連
研究に全く向いていないということを大学時代に痛感したので、在野研究もすることはないのでしょうが、それはそれとして面白く読めたので、ブックフェアで配られていた冊子を参考にして何冊か購入し、いま読んでいるのがこの3冊です。どれも読みやすいので読了はできそうです(フラグに思えなくもない)。
数学系
『マンガでわかる統計学』は私の観測範囲でちょこちょこ推薦されていたのでついに買ったという感じです。友人が「全人類が統計を学ぶべき」という趣旨の発言をされていたのに影響されたということもあります。
残りの2冊はTwitterでどなたか(忘れてしまいました、すみません)が推薦されていて、面白そうだと思って買いました。『論理と集合から始める数学の基礎』は手を動かさないといけないので、久しく勉強をサボっていた自分への良いリハビリになるのではと期待しています(放り出す可能性も大いにありますが)。『コンピュータは数学者になれるのか?』はタイトルからして興味深そうです。
なんとなくコンピュータとか数学とかは面白そうと思いつつ、理系の素養が皆無なのでちょっとずつお近づきになりたいなあと思う今日この頃です。
歴史系
大学受験のときは世界史は好きだったのですが、合格してから一挙に知識が抜けていって今ではすっかり苦手になってしまったので、いつも克服を試みています。ただ受験するわけでもないので丸暗記しても仕方なく、しかしある程度知識を仕入れないと歴史というのは面白くなってこないのでその距離感を掴みかねています。
この3冊はどれも本屋で見かけてなんとなく購入しました。読了する気がしません(特に『詳説世界史研究』)。
小説
小説くらいは1冊だけちゃんと読みたいということでなるべく併読しないようにしています。でも漫画は複数読んでいるので、あんまり意味がない気もします。
最近読んだ本
圧倒的に読むのが遅いので、漫画以外はそんなに読み終わりません。漫画は買ったらすぐ読むので「いま読んでいる本」というのはないんですよね。
小説
『タタール人の砂漠』は『バーナード嬢曰く。』で出てきて後輩も面白いと言っていたので漸く読みました。人生に停滞を覚えたときに読むといいと思います。
『メゾン刻の湯』は漫画から入って原作も気になって読みました。つい他人に偏見を抱きそうなときに読むといいかもしれません。
エッセイ
『メゾン刻の湯』の漫画が面白かったことから原作の作者の別の作品も買い、その関連でおすすめに出てきた『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』(書名が長い!)も買いました。
『傷口から人生。』は自意識をこじらせそうな方が読むといいでしょう。著者のこじらせっぷりを読んでいると色々とどうでもよくなってきます。
『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』は本好きな人なら楽しんで読めると思います。出てくる本がどれも面白そうです(と言いながらまだ一冊も買っていないのですが)。
『しらふで生きる』は自分自身が禁酒を始めたので気になって買いました。酒好きなら頷かずにはいられないエピソートがちりばめられています。
新書
『実践幸福学』はTwitterで一方的に知っているとある先生がつけている読書記録で好評価だったので買ってみました。確かにマインドフルネスとか認知行動療法とか一通り気になるトピックが入っていて色々なことをざっと知るには良いと思います。
『生まれてきたことが苦しいあなたに』は前からシオランは気になっていたので本屋で見かけてつい買ってしまいました。どこまでも挫折し続けるシオランの話を読むと不思議と元気が出てきます。
漫画
漫画は呼吸するように読んでおり、(主に家計の都合で)再読が多いのですが、新しく読んだ作品も少なからずあるので、そちらを取り上げていきます。
友人からおすすめされて読みました。社会へ出ていく主人公ももちろん良いのですが、1人で完結していた主人公のほうにも惹かれてしまうのは私だけでしょうか。
たまたま本屋で見かけて買った2冊です。
「リアル」というとネガティブなイメージを抱いてしまいますが、前者はポジティブな一冊です。宅配便のリアルの笑える面を取り上げています。
後者はちゃんと(?)ネガティブです。著者の方は『生まれてきたことが苦しいあなたに』を読むといいのではないでしょうか。
アニメが好きすぎて我が家に遊びにきた方には漏れなく視聴を強制しているのですが、よく考えたら漫画を読んでいないことに気付いてこの前買いました。漫画も圧倒されます。
同じ作者の方の『恋は光』について以前何度か書きました。『起きてください、草壁さん』はそこまで思い入れは生じませんでしたが、ほっこりするには良い作品です。
既に読んでいたシリーズの新刊についても書くか悩みましたが、だいぶ長くなってしまったので今回はここまでとします。