中国史
- 作者: 木下康彦,吉田寅,木村靖二
- 出版社/メーカー: 山川出版社
- 発売日: 2008/03/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 鈴木敏彦
- 出版社/メーカー: 山川出版社
- 発売日: 2005/07
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- 作者: 浜島書店
- 出版社/メーカー: 浜島書店
- 発売日: 1995/08/01
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友人に高校世界史を僕の復習がてら教えてみたくなって、少し世界史のお勉強をしている。
初めは僕の興味のある古代ギリシャ史から教えてみた。緊張と勉強不足で支離滅裂になってしまったが、その友人の助けによって何とか無事に終えることができた。教えるということのむずかしさを知った。
そういうわけで、次回はもうちょっとちゃんと予習して行こうと、中国史についてぼちぼち調べている。が、初めからかなり難航している。
たとえば、黄河文明・長江文明を見てみよう。教科書や参考書では土器の特徴とか遺跡の名前とかがてきとうに挙げられているだけで、あんまり面白いエピソードがない。なにぶん昔のことなので、教科書と参考書の記述が食い違っていることもしばしばある。
殷や西周を見てみても、分からないことがちょいちょいある。殷墟発見のエピソードとか宗族・宗法とか。殷墟発見のエピソードはディテールが文献によって違うだけなので一番面白いものを採用して「ただしディテールが異なることもある」としておけばよいかもしれないが、宗族・宗法については、『詳説世界史』のp.87に「(宗法とは)五世代にわたる本家すなわち大宗と、分家すなわち小宗の関係を規定したもの」とあるのだが、「五世代にわたる」がどこにどうかかっているのかよく分からない。
参考書だと受験に特化しているという欠点が、教科書だとスペースの都合で説明が切り詰められているという欠点があって、なかなかに使いにくい。ここらで専門書に手を出すべきなのかもしれないが、それをしていると高校世界史概説を終えるために他の全てを犠牲にすることになってしまいそうで怖い。
とりあえず、中公文庫の世界の歴史シリーズくらいは参考にしておこうと思う。でも最初に「本書前半をひもとく前に」という章があって、それを読むのがかなり面倒臭い。挫折の予感。
- 作者: 尾形勇,平〓隆郎
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2009/07/01
- メディア: 文庫
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